「環奈、」 ビクッと反応しながらも、 ゆっくり後ろを向くと、 目が笑ってない隼人が、 「後で覚えといて」 そう言ってからアップを始めたんだ。 後で… 忘れたフリしよう、うん。 そして、 第1セットは花崎がとり、 続く第2セットは隼人が入ったことで、 相手校もさっきよりは 無反応ではなくなっていた。 「池沢ナイスー! ここでツーかよ、おい」 「次もやるんでー」 そう笑いながらハイタッチしている隼人。 良かった…。 大丈夫そうで。