フレーム







スローモーションみたいに見える。



太一君の頬が上がり始める。


今だ、


私が見たい、あの笑顔。

撮りたい、太一君。




パシャッ




「すっげぇ!

本物のカメラマンみたいだった…

って!今撮っただろ!」




クシャッと笑いながら言う太一君。


それだよ。その笑顔。

それが撮りたかったの。