「し、しっかりしてます!」 私が持っていたドリンクを持っていきながら 笑っている太一君。 「はいはい、大会の時もしっかりねー!」 いつも通りのはずの太一君の言葉に 少し違和感を感じる。 大会の時… 大会…ん?! 「た、大会?」 「あれ?池沢言ってなかったの?」 私、ベンチにいられないよね? そう言いかけたところで 他の2年の先輩がそう隼人の方を向く。 きょとんとしている隼人。 何だか、嫌な予感。