俺も隼人に続いて、




「俺も1つ、お願いしていいですか?

…環奈ちゃん、

その人見知り、どうにかして?」




そう、からかうと環奈は

俺のシャツからパッと手を離して




「あ、いや…その」




そう言って後ずさる。


あー可愛い。

可愛いんだよな、やっぱり。


…何だ、これ

独占欲ってやつ、か?


あー…
当たってるのかも、しれない。






太一side.end