だからきっと、

瀬戸君も私のお父さんのことを…



「あ。思い出したわ、

俺の3軒隣の家、高槻って苗字の表札があったんだ。

昨日、引っ越して来たんだったよな?」




「……え?」




い、色んな意味で予想外。


お、お父さんのことじゃなくて!?


いや、もしそれが本当なら、

私のご近所さんが瀬戸君!?


何も言えずにただ瀬戸君を見ていると

私を見て
フッと笑う。