「あ、いたいた。 今日部活無くなったから一緒に帰ろーぜ」 噂のカッコいい先輩がいきなり現れて、 しかも、クラスメイトの女の子を 一緒に帰ろ と、誘っていたらなんて思うんだろう? 自分で言うのも嫌だけど ただでさえ、 知名度のある私が… 「環奈?」 余計なことを考えていた私は、 太一君の呼びかけに、 「…せ、瀬戸先輩?」 咄嗟に、そうこたえていた。