「高槻ってあのカメラ親子の?」 「そうじゃない?テレビで見たことある」 「やっべ、実物可愛い」 ざわつく会場と パシャパシャと響き渡るシャッター音。 その中でもひときわ目立っているのが 私のお父さん、 高槻光太郎だ。 お願いだから、 それ以上は近づいて来ないで。 そう心の中で、 保護者席の前の方にいるお父さんに訴えた。 ……っていうか、 師匠にばれないように とか言ってたのに…。