丁度、練習もキリの良いところだったらしく
芝生の上で、みんな休憩している。
そして、私の横には
瀬戸君、
その横にはさっきの茶髪のチームメイトさんこと、池沢隼人君。
……池沢君、明らかに私のこと
変人って思ってるよね!?
……こ、こういうのは
気にしたらダメだ。
「さ、さっきは、ありがとうございました!
…よく考えたら私、お礼言ってなかった…」
そう、頭を下げると
瀬戸君によって私の姿勢が戻され、
彼はまた、くしゃっと笑って、
「あー、いいっていいって。
それより!」
と、手を目の前に出された。
写真、だよね??

