私を抱きとめて 助けてくれた目の前の彼の、 太一君のTシャツを きゅっと掴む。 この人はなんでこんなにもカッコ良いんだろう? 出会ったばっかの私を 助けてくれて 怒ってくれて 私がもう一度、 人を撮れるようにしてくれて 「ご、ごめんなさい。 …ありがとう、太一君」 と、精一杯、 感謝が伝わるように言ったんだ。