撮れるわけない。 そう思った時、 師匠の後ろにいる太一君と目が合う。 ……0% ってわけでもない、かもしれない。 バレーをしてる人を撮るのは慣れている。 師匠は怒っていても 良い写真は、ちゃんと良いって言える、 良いカメラマンだ。 …やるしかない。 「…歴史に残るの撮るから待ってて」 そう宣言しながら 師匠の一眼レフを受け取ったんだ。