「ここで何やってんだって、 聞いてるんだけど?仕事は?」 …凄い、威圧感。 相手校の背の高い人に見下げられるより 絶対、こっちの方がこわい。 「…断った」 「はぁ!?」 カメラを持った私、高槻環奈と 師匠こと、遠藤海斗が それなりの有名人だと気付き始める体育館内。 ……逃げられない。 けど、お父さんのことを言うわけにも。 そこで私は 「インタビューだけならまだしも、 何でカメラマンの私が カメラマンに撮られなきゃいけないの? おかしいよ、あんな現場…」 と、ポツリと呟く事にしたんだ。