「太一のこと、 気になってるでしょ」 そう隼人に言われ、 ふと昨日のことを思い出して、 心臓が高鳴ったのは バレーが凄かったせい。 そう自分に言い聞かせる。 右手首に付けているお守りを 左手で触りながら軽く息を吸い込む。 「…なってない」 そう横を向いたまま言ったんだ。