日の出時刻に出会ったあの人にもう一度会うために、再び家を出る頃には もう、8時をまわっていた。 …まだ、いるよね? あの人の、クシャッとした笑顔が さっきからずっと、 ずっと頭の中を離れない。 撮りたい。 人を撮りたい なんて思ったのは久しぶりすぎて、 ワクワクしたような だけど少し不安で、 なんだか変な気分。