傷だらけのココロに、癒しの愛を。〔仮〕




それから、
教室にいることがどんどん
辛くなっていった。

ふたりが話しているところを
見るのが辛いのは、そうだけど


それぞれが笑顔でいるところを
見ること自体が、辛い。


あたしが、こんなに苦しんでいるのに

どうして、そんな風に笑えるの?


こんなことを思ってしまう
自分自身が惨めで、情けなくて

よけいに辛くなる。


もう、隼人と別れて
2か月は経つのに。