傷だらけのココロに、癒しの愛を。〔仮〕



もう一度、美桜に手を伸ばした時

「触んなよ」

恐ろしく低い声が聞こえた。

「その手で二度とそいつに触んな」

そう言って美桜の
震える身体を引き寄せたのは、湊、だった。


「また、過呼吸起こしてんのか」

「え…」


目の前で、湊が
美桜と唇を合わせる。


「……んん…!」