傷だらけのココロに、癒しの愛を。〔仮〕



鞄に荷物を詰めて
2人一緒に学校を後にする。

と、さっそく唯が切り出した。

「美桜、朱理となんかあったの?」

直球なのが唯のいいところ。

「美桜も、朱理もなんも言わないから
あたしも何も言わなかったけど。

…あんたら、おかしいよ。」

「…そう、かな」

一応シラを切ってみるけど

「特に美桜、
なに無茶してるの?」

「…」