傷だらけのココロに、癒しの愛を。〔仮〕



その日の帰り、

「美桜、帰るの?」

「あ、うん。
どうしたの?」


唯に声を掛けられた。

「ちょっと、
久しぶりに一緒に帰らない?」

「え…?わかった」


珍しいな。

唯とは家が近いけど、

隼人と付き合ってからは
いつも隼人と帰ってたし、

唯と一緒に帰るなんて
本当に久しぶりだ。