鈍感な君はこの気持ちを知ったらどうするんだろう。


「だからさ、放課後。残ってて?」

「なんで私に?」

「フラれると思うから、慰めて。 」

不安そうな顔で私を見つめてくる涼くん。
多分ね、栞那に話したら
「バカじゃないの!?」って怒ると思う。

でも、それでもね。

「…しょうがないなぁ。」

そう思っちゃうくらい、好きなの。
涼くんのためならなんでもしたいんだ。
いいことないのにって言われると思う。
でもそんなことないの。
涼くんが笑ってくれるから、それでいい。