鈍感な君はこの気持ちを知ったらどうするんだろう。

「えっ、涼くん!?」
「驚きすぎだろ」

いつものように笑う涼くん。

「だって、思ったより早いし…」

聞かれてない、よね?

「あー、うん。フラれた。」

あっさりと口にした。
「そういえば昨日のテレビ…」とか、
そんなありきたりな話をするのと
変わらないくらいに。

「え?」
「彼氏、いるって。」
「そう、だったんだ…」
「しかたねーよな。」

そう言いながらも傷ついている涼くん。
全然しかたないって思ってないじゃん。