「琉叶ー帰るぞー」

「おー。じゃあまた明日。」

黒木くんが仲良しな男子に声をかけられて帰っちゃった。

もうちょっと喋りたかったなー。

って、何思ってんの、私。

なんか顔が熱いんだけど。

ま、いっか。

「星奈、帰ろ…って!何ニヤニヤしてんのっ!」

「なんでも〜wwま、舞花はかわいいから大丈夫だよ〜」

「? わかった。」

大丈夫って何が?何に注意するの?

全くわからないまま星奈はそれ以上何も教えてくれなかった