家に帰って、お母さんに浴衣を見せると、すごく絶賛してくれた。 お父さんにまで、 「見て見て〜真琴の浴衣姿。あなたの子どもだとは思えないわね」 なんて言ったり。 でも、素直に嬉しかった。 やっぱり家族は大切な存在なんだなって。 「ねぇ、お母さん。お母さんはどうしてお父さんと結婚したの?」 「どうしたのよ急に」 「なんとなく。で、どうなの?」 「…なにから話したらいいのかしら。」 …予想外に、お母さんは少し切なそうな顔をした。