外に出ると、ちょうどライトアップされ始めていた。 この季節、大きな月とうさぎさんが照り出されている。 「ねえ祐、今日が終わったら次はいつ会えるの?」 「うーん、いつになるだろう。ここ、かなり遠いからね。冬休みくらいにならないと来れないんじゃないかな」 「え〜、そんなのやだ」 少し拗ねてみせる。 「今はテレビ電話だってあるんだし。いつでも電話したらいいよ」 「んー、じゃあ毎日ね!」 「はは。毎日はきついかな。……でも、ほんとありがとね。あんな最低なことしたのに」