「…願掛けでもなんでもいいよ。ただ俺は、真琴と一緒にいたい」 「じゃあ、行こっか」 めずらしく私が先導して歩き出す。 上の方をみると、大きく『百道浜〜百の恋が集まる場所〜』と書かれた看板があった。 それから、愛鍵を買いにいった。 二人とも腫れた目だったから、定員さんはさぞかしどんなカップルだよって思っただろう。 いや、決してまだカップルになったわけじゃないんだけど…。 愛鍵を購入すると、そこにメッセージを書く。 「こんなのするの、初めて」