ここらへんで十二月二十四日──クリスマス・イヴの記憶は途切れた。

次の私の記憶は十二月二十九日の早朝から始まる。
原因は……、まあ、次ページを読んでもらえばわかるだろう。

大変申し訳ないが、二十五日から二十八日までの情報はない。本当に申しわけない。

しかし、『話がサクサク進むぜ、ラッキー!』程度の気持ちで読んでほしい。

これが私からの願いである。