父さんは、様子を見ると言っていた。

俺も警戒しよう……そう思っていたら
伊織って奴は、翌日。

心愛のクラスに転校生として現れた。

心愛だけだと記憶が見えないため
他のクラスの子達を使い見ていた。

会った時と同じで
無表情だが美形な彼は、あっという間に
クラスの女子生徒の注目の的になった。

心愛は、嬉しそうにしていた。
友達になりたいからだろう。

これは、ヤバい。
なんとしてでも関わらないようにさせないと

僕は、放課後になると慌てて
隣のクラスに向かった。

すると

「伊織く~ん。一緒に帰ろう!!」

心愛が、伊織を帰りに誘っていた。
遅かったか……。