「俺は結実以上の女なんて
この世にいないと思ってるから」
「また…そうやって…」
統牙はいちいち言うセリフがカッコよすぎるんだよ。
なんでもどストレートに言うからこっちは心臓がいくつあっても足りないくらい。
「好きなんだからいいだろ。
俺は素直に結実に愛を伝えていきたい」
統牙の声はとても真剣でウソを言っているなんて思えなかった。
すごく溺愛されているなぁ…と感じるのは今も半年前も変わっていない。
「…ありがと」
「おう」
統牙の背中にそっと頭を当てる。
このたくましい背中にはたくさんの悲しみがあるんだもんね。
少しでもその悲しみをあたしが癒してあげれていたらいいな。
妹さんもこんなにカッコイイお兄ちゃんを持って誇りだったんだろうね。
だって、そうじゃなきゃ…最後の言葉にあんなこと言わないもん。
大丈夫だよ、統牙。
あたしはいなくならないから。
……統牙、大好きだよ。



