蓮華「舞華、病院に何持っていくの?」


舞華「んー洋服は病院服があるだろうし…」


蓮華「着れそうな部屋着とかは念の為に持っていったら?」


舞華「そうだね、あとは…携帯と本かな」


蓮華「他には…後から頼めば買ってきたり持っていったりできるから、携帯の充電器くらいで大丈夫じゃない?」


舞華「うん、じゃあ小さいバックに服と本と充電器だけ入れて終わりだね」


蓮華「お気に入りのコップとか使えない?」


舞華「あ!!持っていく!」


蓮華「あとは…ないかな?」


舞華「足りなかったらお母さんたちに言って持ってきてもらうよ!」


蓮華「そうだね!」


舞華「…よし、準備できたよ」


蓮華「じゃあ舞さんたちのところに戻ろう」


舞華「うん!いこ「(コンコンッ) 舞華?」あ、舞那姉ちゃん」


舞那「準備できた?」


舞華「できたよ」


舞那「じゃあもう行くから蓮華ちゃんと一緒におりておいで」


舞華「はぁーい」


舞那「わたし先に下いってるね」


舞華「うん」


蓮華「いこう舞華」


しばらくこの部屋も見れないんだ…

やっぱり寂しいなぁ…


蓮華「舞華?」


舞華「…うん、いこっか」



少しの間、ばいばい私の部屋…


机の上の写真が少し悲しそうに見えた。