「…勇人っ!」 「悠久…っ!?」 スポーツ飲料を飲んで汗をふく勇人に声をかければ、勇人は驚いた顔でこっちを振り返った。 「お前…、そっか、愛生ちゃんが上手くやってくれたんだな」 「なんか、あいつに試合に出ろって言われたんだけど、俺は卓球の方に名前入ってるし出れないのに…」 俺がそこまで言うと、勇人は椎名と同じでニヤリと笑った。 「悠久、これを見よ…!」 そう言って勇人が出したのは、うちのクラスのバスケ出場選手名簿一覧表の紙。 「……は!?」