「悠久もこの間の学校での練習試合、1人ですげー得点してたじゃん」 「それならお前だって…、てかなに、この会話」 「確かに」 途中でお互いに褒め合っていることに気づいて、また笑い合う。 「まぁ、3年の先輩達はこれが最後の大会だし、勝てるように頑張ろーぜ」 「おう」 絶対に勝ち進んでやる。 俺は決意を胸に、強く頷いた───。