始まりのラピスラズリ



「っ……!」


ハル先輩…。


先輩は、ずっと私を大切に思ってくれていた。
私が返事が出来ないと言った時も、嫌な顔1つしないで待つと言ってくれた。
ずっと…、私を想ってくれていた。


私は、嬉しさで溢れそうになる涙を必死に堪える。


私もハル先輩に、精一杯の好きを伝えたい……!


私はブランコから立ち上がると、距離の近くなった先輩を見上げた。