始まりのラピスラズリ



私は雅美のクラスを指す。


「少しずつ空いてきてるみたいですし、雅美のクラスはレストランだからガッツリ食べれますよ!」


そこまで言えば、先輩はじっと私を見てきた。


「………」


「ど、どうしたんですか?」


「…珍しいな」


「え…?」