「ん、あれもうちのコスプレか…」


窓から外を覗いていれば、多様な格好の来客者達が目に入る。


「あれだけいれば、恥ずかしくないものなのか…?」


疑問を口にしていると、写真を撮り終えた勇人が俺の方に歩いて来た。


「まだ交代の時間になんないなー」


「そうだな……」


俺は返事をしながら勇人を見る。