──────── 「花火、まだですね…」 「…そうだな」 月明かりが照らす中、私達は綺麗な川がある河川敷に座って花火が上がるのを待っていた。 あ、そうだ……。 私はさっき先輩に貰ったリンゴ飴の包みをはがす。 まんまるの大きなリンゴ飴に1口かじりつけば、甘みが口いっぱいに広がった。