その日の夜
「じゃあ伊織と仲良くなったんだ」
「うん!あおのおかげだよ、ありがとう」
晩御飯を食べた後リビングのソファで1日の出来事を話す。
あおの家に通うようになってからはこれが日課。
「校外学習の班は伊織と長谷川と結城だっけ?」
「あ、うん。長谷川くん凄く良い人そうだし上手くいきそうだよ」
「結城は?」
結城くん……
「あんまり、上手くいかないかな…?
でも、結城くんの事もっと知りたいの」
「………」
「こう思える様になれたのもあおのおかげだよ。ありがとう…」
「………」
「…?あお、??」
あおからの返事がなく、
不思議に思って下がっていた顔をあげる。
「あお?」
「…すきなの?」
「すき?誰の事が?」
「…だから!結城の事すきなの?って」
