君との距離5cm



「え〜これも皆知ってるって〜!
ほんとひよ関心なさすぎ!!」


長谷川くんの隣でケラケラ笑う伊織は
女の私から見ても可愛くて、
伊織は本当に良い子だった。


この子が誰からも嫌われない理由がなんとなく分かった。



「てかひよこちゃんって思ってたよりも話しやすいのな!」

「ほんとそれ〜!皆もひよの可愛さに気づけばいいのに〜」



あ。ひよこちゃんってのは私の事。

長谷川くんが、
見た目も名前もひよこに似てるって事からひよこちゃんって呼ばれてる。



「海里もそう思うだろ?」

「…あーそうだな」



同じ班ってゆうのと伊織の彼氏ってゆうので長谷川くんとは少しずつ話すようなった。

チャラチャラしてるイメージだったけど
凄くフレンドリーで話しやすかった。



でも結城くんとは……



結城くんは長谷川くんと仲が良いから私に無理矢理合わせてるんだろうな……


その証拠に私と目合わせ様としないし、

もちろん私の事、白石とも呼ばれた事ない。


多分、本当に興味がないんだろうな。



私も別に仲良くしたいなんて思ってないし
興味がないなら興味がないでそれでいい。



きっと少し前までの私ならそう思ってた。