君との距離5cm


「俺がひよと同じクラスだったら絶対ひよと同じ班になるのになー!」


「…あ、ありがとう…」


「おれの彼女なのに同じ班になる男子に妬ける」





ドクンッーーーーー





急に真っ直ぐな瞳でそんな事を言われて一瞬胸がドクドクする




ドクン ドクン




あー落ち着け私の心臓!!!


てかなんでこんな事で動揺してるの!?


あおはちょっとからかってるだけなんだから……




チクッ


あ、あれ?
なんで私、ちょっと悲しいとか思っちゃってるの??



少しだけ、胸が痛い……




私ここ最近だめだ、
あおと一緒にいる事が多いからってあおの事独占しすぎじゃない!?


だからきっと少しそんな事思っちゃうのかな??




「ひよ? ?どうした?」

「ふぇ!?あ…ぇっ…と……な、なんでもない…」



私しっかりしろ!!

あおは所詮は契約者で偽物の彼氏…
この甘い言葉も、
あおの善意で、私の為にはいてくれてる…


あおみたいな人は初めてで、

あおの善意に甘えてる私。


この関係は凄く凄く心地いいけど
契約の事が脳裏にチラついて、

どうしても胸が痛む時がある。


私はあおのこと………。