「正直、幸人のことどう思ってるの?」 「いや、それについて今話してたとこで、花音気づいてないのよ。」 「そうなの?意外と自分にも鈍感なんだねー。」 2人で繰り広げられる会話。 全くついていけず2人の顔を交互に見る私。 幼馴染の力には勝てない。 「花音ちゃん浮気されても嫌じゃないんでしょ?」 「まぁ、前の彼の時はそうでした。」 んー、とうなりながら考える颯太さん。 「あっ!」 何か閃いたのかニコニコと私と小夜の方を向く。