泣いて



泣いて



疲れて



泣いて



そんな夜もある



そんな夜もあった



君はきっと知らない



君の前で泣いた私



泣くなって



君が拭ってくれた涙



きっと



その何倍もの涙を



自分で拭ってきた



君を思って泣いた







やけに眩しく光る月を睨みながら



君を想う