「あー、難しいもんなここ。」

そう言いながら、難しいリズムをなれた手つきで弾いていく。

「私大学行けないかもな…」

「こら。大丈夫"和子"なら」

「えっ、ありがと」

いきなりのことに、同様を隠せない私。

名前…

また愛嬌ある笑顔にくらっときた。
なんて簡単な女なんだだろう…わたしって。


クラスに戻ってもドキドキで
気になって、仕方なかった