「~♪」 「わっすごい、いい音‥」 「先輩が練習してんのかなぁ」 恐る恐る、音楽室へ足を運ぶとそこには見覚えある男子が居た。 確か隣のクラスの‥‥矢野時也やったけな? ふと目があったが、合わそないふりをして友達と練習をしていた。 「~♪」 「~♯♯!?」 「無理だ‥…基礎練習。いい音が出ないおおおおぉ」 「も和子!大丈夫って頑張ろ!?」