イライラと苦しさが混ざり合う
さっきまで頭は冷静だったのに……
「何かあるなら言ってっくれなきゃわかんないよ」
「言ったってお前の気持ちは変わんないだろ!?」
「え……?」
勢いに任せてでた言葉に戸惑う麻耶。
ガシャン…
脇道のフェンスに麻耶を押し付ける
もうどうにでもなれと思っていた。
手首を押さえ無理やりキスをする
「ん…やめ…て」
自分がどうしたいのかもどうしていいのかもわからなくなっていた。
パシンーーー
腕をつかむ力が弱まったとき、俺のほほは殴られていた。
「やめてって言ったでしょ?」

