無言で答えた先生。


だんだん荒くなる二人の息。



「あっ……あお…い…」



感じてる麻耶の声


いつもならその声は俺の腕の中で聞いてたのに、今は違う…



チャイムが鳴りハッとしたが、二人が止まる気配はなかった。



「やっぱり、蒼が一番気持ちい…」

制服を着ながら麻耶がいう。

それは俺と比べてってこと?

「俺も麻耶が一番だよ」


先生の言葉に満足そうに笑う麻耶。




俺の前ではそんな風に笑うことなんてないくせに……