教室に戻ると修が僕達を集めた。

修「一旦帰るか?それともそのまま行くか?」

僕「そのままで良いんじゃないか?」

宮野「そうだね!そのまm…」

西「一旦帰りましょ。」

修「帰ろう!」

宮野が話してる最中に西と修が割って入った。息が合ったふたりを見てると少し違和感がある。

半ば無理矢理決め、僕達は一旦帰ってまた集合する事にした。

すまん…宮野。これも修の作戦の1つらしい…




僕「ん〜。何着ていこう…」
僕達はそれぞれ家に帰り、そして僕は着ていく服に迷っていた。

こんなに服に迷ったのは初めてだ。
迷っていると家のインターホンが鳴った。

僕「修か…思ったより早いな…」

僕はパンツ一丁で下に降り、玄関を開けた。

ガチャ。
僕「修!思ったより早い…」

僕「西!?!?」

西「…変態ね。」

予想外の相手に慌ててドアを閉める。

西「ちょっと!開けなさいよ!」

僕「は、はぁ!?無茶言うなよ!ちょっと待ってくれ!」

慌てて2階へ行き、適当に服を着た。
下で待ってる西の所へ行こうとすると、僕の部屋のドアが開く。

西「意外と綺麗ね。もっと散らかってるかと思ったわ。」

僕「うわっ!?びっくりした…」

僕「お前…自分の家みたいに入ってくんなよ…」

西「別にいいじゃない。真白んちだし…」

僕「まぁ…良いけど。で、どうしたんだ?」

西は僕のベッドに座り真剣な顔で僕にこう言った。

西「雫に告白しないで。」

僕「修の変な作戦なら気にすんなよ。今日はしないから。」

西「今日…じゃなく今後よ。」

その驚きの言葉に僕は言葉が出なかった。