そして、私たちはB組に向かった。
「………い……ない……残念。戻ろっか?」
ちょっと期待してしまった…
見れなくて残念。
「えーいないのかぁ」美捺…あんたまで期待してたの…
そのとき…誰かの声がした。
聞いたことある声…「あれ?昨日の…」
あ…あのときの!
「あ!昨日の!」
なんだろう…この気持ち…すごくドキドキしている。
「あの…あなたが例の?」
「え?…………なんのこと?」
美捺…あんたいきなりすぎぃ。ばかぁ。「あー、気にしないでください。美捺、あんたばか。あ、名前!私、舞。崎田舞です。」
なんでだ…
私、自己紹介するのになんで緊張…意味分からない…
「あー、俺は日向秀。」
“日向秀”顔と似合ってる。
「私は美捺だよ!戸崎美捺!舞の親友でーす。」
…………美捺あんた………
「あ…私、用事思い出した。ごめん。またね?」
なんかわからないけど、逃げたくなってしまった。
「おう。じゃなぁ。」そうして、私は屋上に戻った。もちろん、美捺も一緒。
そして、この気持ちすべて美捺にうちあけた。
「これって恋なのかなぁ?」
そう。私は、あの秀くんに恋!!しちゃったかもしれないのです。
「ん~多分そーなんじゃないかなぁ?」
やっぱりか…
私…秀くんに恋に落ちちゃったんだ………………………