「……今もだよ」

「え?」

「今も、おまえに欲情してる」


さきほど莉奈自身がつけたボタンをまた外して、胸元から手を差し込む。

すぐに手に感じる柔らかい感触。


俺が外した下着は、ベッドの外に落ちている。


「ちょっ、お兄ちゃん…っ」

「だからしようって、さっきの続き」



甘い言葉を囁きながらも、他の女とは全然違う。

莉奈をその気にさせようと必死なのに、どこかが嘘じゃない。


ヤバイ、まさかこれ素?


嫌がる莉奈をまたベッドに押し倒しながら、心の中で少し笑った。



しょうがない。

真綿でくるむように、苛めてやるよ。


俺はおまえに対して、優しくはできないから。