コンビニの遠藤君

その後、少し微妙な雰囲気ながら食事を終えて、帰る頃には美咲は持ち直して、明るく振る舞って藤木君と帰って行った。

私はほうっ。と息をはいてベットに転がった。

美咲、相当参ってるなぁ…。失恋のダメージは少し時間をかけないと回復しないかも。

私だって、この前の恋から1年近くたつのに、まだ完全に傷は癒えてない。

恋愛に疲れたし、当分の間は結構です。という気分。



それにしても…ひとりになると、今朝の遠藤君を思い出してしまう。何だったんだろ?

抱きしめられるのかと思うぐらい近かったし、気を付けろって、何の事なんだろう。

無防備すぎ…うーん?

耳元でささやくなんて、ドキリとしてしまうじゃないか。

あぁ。なんだか気まずくて、しばらくコンビニには近づけないや。

睡眠不足なのに、今日は絶対、二度寝もできない。

枕を抱いて、もう一度深くため息をついた。