隣の君は幼馴染み


不思議そうに聞き返してくる君。

ここでなんて答えたらいいのか、分からなくなった。真っ直ぐ私の目を見てくる君に、心の中まで見られてるように思えた。

ここで言い訳しても、君には通用しないだろうな。なら、もういっそのと伝えてしまおうかな…。


「もちろん友達だよ、でも今は君のこと「おーい!」

私の言葉を遮り、私たちの方に駆け寄って来たのは……君の好きなあの子。