不思議そうに聞き返してくる君。 ここでなんて答えたらいいのか、分からなくなった。真っ直ぐ私の目を見てくる君に、心の中まで見られてるように思えた。 ここで言い訳しても、君には通用しないだろうな。なら、もういっそのと伝えてしまおうかな…。 「もちろん友達だよ、でも今は君のこと「おーい!」 私の言葉を遮り、私たちの方に駆け寄って来たのは……君の好きなあの子。