隣の君は幼馴染み


「幼稚園の頃からずっと一緒じゃね?」

いつの間にか、一歩前を歩いていたはずの君が、隣にいた。肩が触れそうなほど、私たちの距離は近い。

傍からみれば、恋人同士に見えるのかな?

そんなことを思ってたら、自然と顔が緩んだ。

「あっ…」

近くで手を繋いで歩く幼稚園児がいた。その後ろにはその子たちを見て微笑むお母さんたち。