君は必死に好きってことを隠してるから……何年幼馴染みやってると思ってんの?って言ってみた。 そしたら君は観念したように、照れくさそうにあの子が好きだって認めた。自分から言わせたのに、私の頭は真っ白になった。 「あのさ…お願いがあるんだけど…」 君は無責任にも私にあの子のことを相談してきた。 君が好きなあの子は私の親友。そして私の親友は君のことが好き。