「別にいいって!な?」 君は私に同意するように、目で言ってきた。 「う、うん。もちろんいいよ!」 2人は嬉しそうに微笑む。2人は心から笑っているのに……私だけが作り笑顔。 君に気づいて欲しいけど、君はあの子に夢中で、さっきまで隣にいたはずなのに……君はいつの間にかあの子の隣で歩いていた。